Jリートと併せて多様な資金受け皿の整備図る
シーアールイー(CRE)と傘下で不動産証券化事業を手掛けるストラテジック・パートナーズは2月17日、国内の物流施設を投資対象とするオープンエンド型(投資家が運用期間終了前に換金可能なタイプ)のコアファンドを組成すると発表した。
5年後までの立ち上げを目指し、準備を始めた。グループで蓄積してきた物流施設の開発や運営などのノウハウを結集し、資産規模1000億円を目指す。
CREが物件供給スポンサーを務めるJリートのCREロジスティクスファンド投資法人と併せて、幅広い投資家からの投資資金の受け皿整備を図る。
コアファンド組成の前段階として、近日中にコアファンドへ将来組み入れることを想定して物流施設を保有しておくブリッジ(つなぎ)ファンドの立ち上げを始める計画。
(藤原秀行)