岐阜プラスチック工業、国内初の海洋プラスチック使用したパレット販売開始

岐阜プラスチック工業、国内初の海洋プラスチック使用したパレット販売開始

タイの素材活用、日本へ流れ着くごみ削減への貢献目指す

岐阜プラスチック工業は3月3日、素材の一部に海洋プラスチック(OBP=オーシャンバウンドプラスチック)を活用したプラスチックパレットの一般販売を、3月1日に開始したと発表した。

OBPは海岸から50キロメートル以内の内陸部に漏出したプラスチックごみをリサイクルした素材。広範な海域に流れ出る前に回収し、海洋汚染を食い止めるのが狙い。タイのOBPを採用しており、東南アジアから日本へ流れ着くプラスチックごみの削減に貢献したい考え。

 
 

同社はリサイクル材を活用したプラスチックパレットを1990年代から製品化しており、今回は世界的にも関心の高い海洋プラスチック問題の解決につなげようと、OBPを素材の一部に活用したプラスチックパレットを国内で初めて開発した。

(画像は岐阜プラスチック工業提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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