総額531億円、データセンター含む
Jリートの三井不動産ロジスティクスパーク投資法人は1月9日、資産運用を担う三井不動産ロジスティクスリートマネジメントが、物流施設5件とデータセンター1件の信託受益権を総額531億2800万円で取得することを決めたと発表した。スポンサーの三井不動産が手掛けてきた案件がメーン。ポートフォリオの拡充を図る。
取得するのは以下の物件(⑥のみデータセンター)。
①「MFLP日野」(東京都日野市) 50億1300万円
②「MFLPつくば」(茨城県つくばみらい市) 35億1200万円
③「MFLP稲沢」(愛知県稲沢市) 162億円
④「MFLP厚木Ⅱ」(神奈川県伊勢原市) 131億円
⑤「MFLP福岡Ⅰ」(福岡県須恵町) 52億6300万円
⑥「MFIP印西」(千葉県印西市) 100億4000万円
「MFLP日野」の外観(三井不動産ロジスティクスリートマネジメント提供)
取得は①③④⑥と⑤の一部が今年2月、②が3月、⑤の残りが4月。
①は旧来の所有分と合わせて信託受益権の準共有持ち分が25%に拡大。また、②⑤⑥は旧来の所有分に今回の取得分を追加することで信託受益権の準共有持ち分が100%に達する。
(藤原秀行)