佐藤氏は新規事業担当に、4月2日付
中国の大手ロボットメーカーGeek+(ギークプラス)日本法人は4月4日、新たな代表取締役に、大和ハウス工業傘下でEC事業者向けのフルフィルメントサービスを展開するアッカ・インターナショナル前社長の加藤大和氏が4月2日付で就任したことを正式発表した。
加藤氏はアッカの創業者で、ロボットを使ったeコマース向けの倉庫内オペレーション効率化などで成果を挙げてきた。3PL業務などの豊富な経験を生かし、ロボット販売にとどまらない、幅広い自動化・省力化のソリューション開発・提供を図る。
ギークプラス日本法人の代表取締役だった佐藤智裕氏は、ロボットの運用手法を学べる教習所「DOJO」やロボットの従量課金型レンタルサービス「G-LOGI」といった新規事業の拡大を担当する。
加藤氏は2001年に慶應義塾大学商学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に入社。06年にアッカ・インターナショナルを創業した。
アッカはギークプラスの物流ロボット「EVE」を自社の物流拠点で活用するなど、以前から協力関係にある。加藤氏はアッカの非常勤顧問も兼務している。
加藤氏(右)と佐藤氏(ギークプラス日本法人提供)
(藤原秀行)