センサーで障害物察知、自ら回避可能
ロボットの開発などを手掛けるスマートロボティクスは3月30日、新たな自律走行型搬送ロボット「SR-AMR150」の販売予約の受付を開始したと発表した。
搬送作業の完全自動化が難しく、ロボット専用の走行経路も設定できない中小規模の工場や物流倉庫、医療機関、福祉施設など向けに、横46センチメートル、縦65センチメートル、高さ35センチメートルと、人とすれ違えるコンパクトなサイズとしたのが特徴。搬送可能重量は最大150キログラム。
台車はアルミフレーム製のため、導入する現場の実情に応じてカスタマイズしやすいほか、センサーのLiDARを使って自己位置を推定し、前方の人や物など障害物を検知して自動的に回避する。建物内の地図情報がなくても、簡単にロボットがセンサーなどを使って地図を作成する。
SR-AMR150(スマートロボティクス資料より引用)
(藤原秀行)