東京の7店舗に、宮崎の食材を鮮烈にアピールへ
地鶏居酒屋チェーン「塚田農場」を展開するエー・ピーホールディングス（HD）は4月18日、グループで地鶏の処理・加工を行う地頭鶏ランド日南（宮崎県日南市）とソラシドエア（宮崎市）が、ソラシドエアの空陸一貫高速小口貨物輸送サービス「ソラチョク便」で同日から、東京都内の居酒屋7店舗に、さばきたての「みやざき地頭鶏」をチルド帯で届けると発表した。
生産現地の地元企業同士が協同することで、今まで以上に産地と連携し地方創生や地元の食・食文化のブランディングを強化していく活動の一環。東京の消費者がみやざき地頭鶏の素材としての素晴らしさに触れるとともに、高鮮度ならではのおいしさも味わえるようにし、宮崎の食材をより鮮明にアピールするのが狙い。
地頭鶏ランド日南は、ヒナセンターで孵化したヒナを、現地契約農家が育成。エー・ピーHDが買い取り、自社センターで加工して店舗に届ける。一貫で対応する仕組みを構築し、おいしく価値ある地鶏を安価に提供している。
ソラチョク便は荷主からの引き取りや納品など陸上輸送と航空輸送を一貫して行うサービスで、2021年10月にスタートした。航空業界では初めて、旭化成が開発したクラウド型生鮮品物流ソリューション 「Fresh Logi システム」の技術を活用。より鮮度にこだわり、低環境負荷での鮮度保持輸送を実施していく。
＜対象店＞
恵比寿 希鳥、銀座 希鳥、焼鳥つかだ 中目黒店、焼鳥つかだ 渋谷店、地どり屋つかだ 渋谷、炭火焼鳥 塚田農場 新宿東口駅前店、炭火焼鳥 塚田農場 新宿東南口店 以上7店舗
（藤原秀行）※写真と図はエー・ピーHD提供
