SaaS型クラウド、配送に必要な情報をドライバーに自動配信想定
コンベアや無人搬送機器を手掛ける中西金属工業(大阪市、NKC)は4月26日、輸送機事業部が展開している荷主企業や物流事業者をマッチングするSaaS型クラウドサービス「Hacologi(ハコロジ)」に新機能を追加すると発表した。トラック手配の“半無人化”実現を目指して開発を進める。
新機能は毎日・毎週決まった曜日に発生する同じ配送パターンのトラック手配に関し、配送ルートなどのパターンをあらかじめ登録しておけば、毎回変わる配送品目を調整するだけでドライバーに対し、配送に必要な情報を自動配信することを想定している。
半無人化配送手配の流れ
対応配送パターンの例
Hacologは現在、配送手配に関わる送り状や請求書などの完全ペーパーレス化や、請求の突合業務の時期分散による業務の平準化、テレワーク対応などが可能。
(藤原秀行)