ECアウトソーシングの顧客向け提案を強化
総合人材サービスを提供する綜合キャリアグループは6月16日、傘下で3PL事業を手掛けるロジテックが自社施設の大井倉庫（東京都品川区勝島）で、庫内作業の仕分け工程に自動仕分けロボットを導入したと発表した。プラスオートメーションが提供している「t-Sort」を採用した。
仕分け工程の業務効率改善とサービス向上のためt-Sortを導入、6月16日に実稼働を開始した。人材サービスを基盤とした柔軟な体制と組み合わせ、新型コロナウイルス感染拡大に伴うEC需要の増加などに応えられるサービスの提供を図る。
導入したt-Sort
t-Sortは従来のベルトコンベア式ソーターと比較して省スペースの運用に優れ、需要や引き受け内容によって適宜レイアウトを変更して業務を行う3PL庫内作業に適していると判断、採用を決めた。
大井倉庫は特にEC通販顧客の物流アウトソーシングセンターとして運営しており、t-Sortを駆使することで業務効率を大幅に向上させられると期待。自動仕分けロボットの導入モデル施設として、顧客向けに公開、見学を受け付けることを予定している。
ロジテックの3PL（いずれも綜合キャリアグループ提供）
（藤原秀行）
