物流施設開発を想定、最高価格導き出す
シービーアールイー(CBRE)は6月22日、パナソニックが所有する三洋電機の旧住道工場(大阪府大東市)、京セラの大阪大東事業所(同)の計2カ所の土地売却を全面的にサポートしたと発表した。具体的な価格は開示していない。
CBREは2020年12月にパナソニック、京セラとそれぞれの用地に関する売却業務の専属的不動産アドバイザーに任命されていた。
CBREは用地売却業務でクライアントが所有する資産の価値最大化に向け、自社が持つマーケットデータに基づき、想定用途と価格の比較・分析を行い、最適用途を考案。物流施設開発を想定した場合の適切なボリュームプランの策定・ターゲット賃料・運用コスト・出口キャップレートの想定を行い、実現性を担保しつつ、これまではない最高価格を導き出した。
<プロジェクト概要>
担当主要部署: コーポレートカバレッジ
企業名:
①パナソニック株式会社
②京セラ株式会社
施設名:
①三洋電機 旧住道工場
②京セラ 大阪大東事業所
所在地:
大阪府大東市三洋町1番1他
最寄駅:
JR学研都市線「住道」駅 徒歩 約 10 分
敷地面積:
105,270.02㎡ (31,844.18 坪)
用途地域:
準工業地域(過半用途)
北西側一部は第一種住居地域・第二種
住居地域
建蔽率/容積率:
60%/200%
CBRE業務:
用地売買仲介
三洋電機 旧住道工場(上)と京セラ 大阪大東事業所(CBRE提供)
(藤原秀行)