IoT技術使い所在地や滞留有無を容易に把握可能
日本パレットレンタル(JPR)は6月28日、パレットなどを対象としたクラウド型個体管理システム「Logiarx」(ロジアークス)を一般公開すると発表した。
7月6~9日に名古屋市で開催予定の「INTERMOLD 名古屋/金型展 名古屋」で、日本自動車部品工業会ブースに出展する。
(いずれもJPR提供)
IoT技術を活用し、カゴ車やロールボックスパレットなどの物流容器の所在地や個数を正確に管理できるようサポートする。管理担当者が在庫の偏在や滞留数を正しくつかめるようになり、保有数の最適化も実現できると見込む。
ステータス(状態)管理機能による入出荷管理や空容器数の把握も可能。蓄積したデータを分析すれば、各現場に即した最適な運用体制構築につなげられるとみている。既にパレットやカゴ車、コンテナ、6輪カート、ガスボンベ、折り畳みコンテナ、クレートなど幅広い個体の管理で利用実績を重ねている。
(藤原秀行)