関通、兵庫・尼崎で日本GLPの物流施設1棟借りし「関西新物流センターⅡ(仮称)」新設へ

関通、兵庫・尼崎で日本GLPの物流施設1棟借りし「関西新物流センターⅡ(仮称)」新設へ

2.88万㎡、23年10月竣工予定

関通は8月16日、日本GLPが兵庫県尼崎市で建設する延床面積約2万8800平方メートルの物流施設「GLP尼崎Ⅳ」に入居すると発表した。専用センターとして1棟借りし、「関西新物流センター」を開設する。

関通としては、委託先拠点を含めて20拠点目となる。竣工は2023年10月の予定。


物流施設の外観完成イメージ(関通提供)

「GLP尼崎Ⅳ」の開発計画と関通の1棟借りは、日本GLPが8月8日に公表済み。阪神高速3号神戸線の尼崎西ICから約700メートル、阪神高速5号湾岸線の尼崎末広ICから約1.7キロメートルに位置し、大阪市内および神戸市内に向けた広域配送の物流拠点として活用できる立地。

国道2号線から約1.8キロメートルと至近のため、一般道を利用した大阪市内および神戸市内への広範なエリア配送にも利用できると見込む。

さらに、阪神電気鉄道本線の尼崎センタープール前駅から約1.0キロメートル(徒歩約13分)で、路線バスの停留所も近い上、住宅エリアからも至近のため、雇用の確保の面でも優位性があるとみている。

関通は標準的な倉庫仕様を備えるのに加え、 生産性向上と作業効率の向上のため、空調を整える大型シーリングファンを設置。約100席を備えた厨房付きレストランを取り入れ、室内と屋外テラスが一体感を感じさせ開放感のある空間設計を採用。 建物外観は白色を基調に黒の帯で強調し、明るく清潔感のあるデザインとし、エントランス付近には、木や緑などの自然の要素と自然光を取り入れた、明るい印象を持たせる予定。

施設概要
施設名:「GLP尼崎Ⅳ」
センター名:関西新物流センターⅡ(仮称)
所在地:兵庫県尼崎市道意町六丁目36番地1
敷地面積:約14,200㎡
延床面積:約28,800㎡
構 造:地上4階建て、耐震RC・S造
着工:2022年8月
竣工:2023年10月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)、ZEB認証(予定)

(藤原秀行)

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