パイオニア、酒気帯び検査結果をクラウド型運行管理サービスへ登録可能な新機能を提供へ

パイオニア、酒気帯び検査結果をクラウド型運行管理サービスへ登録可能な新機能を提供へ

日報への反映など担当者の業務負荷軽減

パイオニアは9月5日、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」のオプションサービスとして、アルコール検知器連携機能「スリーゼロ for ビークルアシスト」(ドライバーID1件当たり月額利用料600円)の提供を9月28日に開始すると発表した。

道路交通法施行規則の改正により、今年4月に施行された「白ナンバー」の車両を使用する事業者の酒気帯び有無の確認・記録保存の義務化や、今後施行される予定のアルコール検知器による酒気帯び確認の義務化を念頭に置き、新サービスの開発に踏み切った。

AIoTクラウド(東京都江東区豊洲)のアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」を活用して様々なアルコール検知器43機種に対応するため、複数機種を組み合わせるなど柔軟な運用が可能。専用アプリケーション「スリーゼロ for ビークルアシスト」をインストールしたスマートフォンでアルコール検知器の検査結果を撮影、送信するだけで、「ビークルアシスト」へ自動的に反映・登録される。

ドライバーの報告や車両管理担当者の記録といったアルコールチェックに関わる業務の負荷を軽減できると見込む。「ビークルアシスト」で自動作成する運行日報/月報への記録など、車両管理データとの連携、一元管理も可能なため、車両管理業務全般の負荷軽減も図ることができると想定している。

検査結果と同時に検査時のドライバーの顔写真も送信されるため、なりすましを防げるとみている。

(藤原秀行)※いずれもパイオニア提供

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