日本通運、埼玉・久喜の「東日本医薬品センター」でWHO基準のGDP認証取得

日本通運、埼玉・久喜の「東日本医薬品センター」でWHO基準のGDP認証取得

2温度帯管理の保管・輸送が対象、高品質の物流需要に対応

NIPPON EXPRESSホールディングスは9月13日、傘下の日本通運が7月29日を発効日として、医薬品専用の物流拠点「東日本医薬品センター」(埼玉県久喜市)で医薬品の適正な流通基準GDP(Good Distribution Practice)の認証を取得したと発表した。


東日本医薬品センターの外観


医薬品専用車両(いずれもぷれすプレスリリースより引用)

NXグループは「NXグループ経営計画2023~非連続な成長‟Dynamic Growth”~」で、医薬品産業を重点産業と位置付け、医薬品物流の高度化・多様化するニーズに対応するため、安心・安全な医薬品物流プラットフォームのグローバル展開を進めている。東日本医薬品センターもその一環で整備、運営している。

同センターは2温度帯管理(室温:15~25度、保冷:2~8度)による医薬品の保管および輸送を対象としたWHO(世界保健機構)基準のGDP認証を取得した。NXグループは24の国と地域の世界32拠点で、医薬品物流のGDP認証を取得(うち2拠点はCEIV Pharma認証も取得)しており、各拠点を核とした安全かつ高品質な医薬品物流サービスをエンド・ツー・エンドでグローバルに提供していく構え。

(藤原秀行)

物流施設/不動産カテゴリの最新記事