1年間でCO2総排出量の5%削減見込む
近鉄エクスプレスは9月27日、ドイツのルフトハンザカーゴと環境負荷が低い持続可能な航空燃料(SAF)の使用に関する契約を締結したと発表した。
発地空港から着地空港までの飛行で航空機から排出されるCO2(Tank To Wheel)をSAF使用で、SAF生産から発地空港までの輸送で排出されるCO2(Well To Tank)をオフセット・プログラムでそれぞれ削減。トータルで100%カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の輸送を実現することを計画している。
SAFに関しては2022年10月から23年9月までの1年間使用し、CO2総排出量の約5%を削減することにつながると試算している。
近鉄エクスプレスにとっては、最大のCO2排出量(スコープ3)削減に直接つながると説明している。
(藤原秀行)