新たに「途中停車駅」から開始、初回は鹿児島・出水駅
(プレスリリースより引用)
JR九州は10月18日、九州新幹線を使った「荷物輸送サービス」のエリアを拡大すると発表した。
即日輸送が生かせる地域商材が豊富な九州新幹線の「途中停車駅」からの荷物輸送サービスを開始。当面は事前予約(1週間前までの申し込み)・法人向けのサービスとして実施する。
初回はブランド養殖魚が特に多く点在する鹿児島県の出水駅から、近隣の出水市・阿久根市の生鮮品を輸送する。生産地から出水駅までの輸送は、セイノーホールディングス(HD)と連携し、数カ所の産地を回りながらトラック輸送し、その後は新幹線が担う。
今後は産地の逸品を最寄駅からいち早く積載し、関西、そしてアジア圏などへ即日輸送できるよう荷物輸送ネットワークの整備を進める。
今回輸送する商品は、消費者に「当日中・数時間で届く」という“速さ”を体感してもらうため、食材や日持ちしない銘品など、地域のおいしいものを新幹線で運び、博多駅で即売する定期イベント「つばめマルシェ@博多」で取り扱う。
初回の輸送概要
・ 実施日 : 2022年10月25日(火)
・ 輸送区間 : 出水駅→博多駅 ※ 認可申請中
※ 生産者さま~出水駅はセイノーHDさまが輸送
・ 輸送列車 : 「つばめ318号」 出水駅(13:06発)⇒博多駅(14:30着)(予定)
・ 輸送品目 : 朝水揚げ鮮魚、朝採れたて野菜、果物などの特産品
商品の輸送フローのイメージ(プレスリリースより引用)
出水駅から新幹線で届く商品
出水市〈出水市特産館〉朝どれのミニトマト
出水市 〈出水市特産館〉青切りレモン
出水市〈出水市特産館〉花良治(けらじ)みかん
阿久根市市 〈上野食品(株)〉
・国産味付きたけのこ 土佐煮
・国産味付き筍ご飯の素
阿久根市〈さるがく水産〉
・鰤王(ぶりおう)
・鯛王(たいおう)
・シマアジ
・ヒオウギ貝
※各商品の写真はイメージ(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)