プロドローン、無人ヘリ型ドローンがJUAVの安全基準認定取得

離島間の医薬品物流など活用に期待

プロドローンは12月1日、無人ヘリコプター型ドローン「PDH-GS120-21-A」が日本産業用無人航空機工業会（JUAV）の安全基準認定を取得したと発表した。

長時間長距離飛行できる「PDH-GS120シリーズ」は、洋上監視や離島間の医薬品物流など、幅広い分野で活用されることを目指し開発を進めている。

今回対象となった機体は2枚翼のメインローターとテールローターを備えたシングルローター型の産業回転翼無人航空機。軽量・コンパクトでかつハイパワーな120cc空冷2ストローク水平方向2気筒エンジンを採用し、6.5Lの燃料タンクを搭載することで最大ホバリング時間2時間を超える長時間フライトが可能。

フライトコントローラPD-FC1及び搭載した各種航法装置・センサにより、訓練を受けた操縦者であれば機体を円滑に安定して操縦することができる。高強度アルミ合金や炭素繊維複合材を採用し、軽量化と耐久性を両立させている。

大人2人で容易に持ち運びでき、かつメインローターを取り外した状態で普通ワゴン車の荷室に2台搭載可能な機体サイズと重量。

■今回取得した安全基準認定の内容

1）産業用無人航空機性能確認証

2）産業用無人航空機整備工場認定証

（藤原秀行）※写真はプレスリリースより引用