生産効率化の一環で土地・建物は子会社のプロシスタスに譲渡
食品加工大手のわらべや日洋ホールディングス(HD)は2月27日、生産体制効率化の一環として2020年1月ごろの予定で入間工場(埼玉・入間市)を閉鎖すると発表した。
土地、建物は連結子会社で食品製造設備などの販売を手掛けるプロシスタス(東京・東村山市)に譲渡する。譲渡価額は1億3500万円。6億7500万円の譲渡損は19年2月期連結決算で特別損失として計上する。これに伴う業績予想の修正はない。
入間工場は同HDが保有、連結子会社のわらべや日洋が運営している。譲渡後から閉鎖までの間はわらべや日洋が賃借して管理・運営を行う。
閉鎖後はプロシスタスが建物の改修工事などを行い、グループの物流拠点として活用する予定。なお入間工場の生産機能はグループの別工場に移管する方針だ。
(鳥羽俊一)
入間工場の外観(わらべや日洋ホールディングスHPより)