拠点内の在庫配置最適化など実現
物流現場向けロボットなどを手掛けるスタートアップ企業のGROUND(東京)は3月4日、自社で開発を進めているAI(人工知能)を活用した物流現場向けソフトウエア「DyAS(ディアス)」の中核を担っているアルゴリズムで特許を取得したと発表した。
特許の対象はDyASを構成するモジュールのうち、「拠点内在庫配置最適化(Dynamic Inventory Allocator=DIA)」と「リソース配分最適化(Dynamic Resource Allocator=DRA)」を実現するためのアルゴリズム。
物流施設内に収められている大量の商品を効率的に入出庫・荷合わせ、輸配送していくことをサポートするとともに、施設内での商品の最適な配置を計算する。
アルゴリズムによる在庫配置最適化のイメージ(GROUND提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)