CRE、千葉・成田で1.8万㎡のマルチテナント型物流施設開発へ

CRE、千葉・成田で1.8万㎡のマルチテナント型物流施設開発へ

空港貨物地区の出入口から6km、24年5月竣工予定

シーアールイー(CRE)は2月10日、千葉県成田市で物流施設開発用地約9600坪(3万1746㎡)を取得したと発表した。

2022年1~4月にかけて複数の地権者と取得契約を締結し、農業振興地域整備計画の変更(農用地区域からの除外)、農地転用許可、開発許可といった一連の手続きを経て、一団の土地として決済引き渡しを済ませた。

平屋建てで延床面積1万7972㎡のマルチテナント型物流施設を開発する計画を進めており、竣工は2024年5月を見込む。

■開発プロジェクト概要
所 在 地 : 千葉県成田市吉岡
敷地面積 : 31,746.24 ㎡(9,603.23 坪)
主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模 : 鉄骨造 平屋建て
延ベ面積 : 17,972.73 ㎡(5,436.75 坪)(予定)
着 工 : 2023 年 8 月(予定)
竣 工 : 2024 年 5 月(予定)

開発予定地は、東関東自動車道の成田ICから約7.2km、大栄ICから約6.8km、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の下総ICから約 7.6kmに位置。

成田国際空港の貨物地区出入口からも約6.0kmで、東関東自動車道や圏央道を利用した関東一円への航空貨物の配送拠点としてのニーズを満たせると見込む。

大栄JCTから松尾横芝ICへの圏央道の延伸計画が進められており、開発予定地の至近に新たなICの開設も予定されているため、より一層利便性が高まると想定している。

施設のマスタープランとして、トラックバースを南北両面に配置し、北側には大型トラック29台が同時接車可能な高床トラックバースを設け、南側は大型庇を設けた低床トラックバースとすることで、多種多様な入出庫オペレーションが可能な汎用性のある施設とする計画。

(藤原秀行)

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