EC返品業務効率化のRecustomer、「返品データ分析機能」をアップデート

EC返品業務効率化のRecustomer、「返品データ分析機能」をアップデート

リードタイム計測、在庫の流動性改善可能に

小売事業者がECサイトで取り扱っている商品の返品や交換に関する業務を効率化できるツール「Recustomer(リカスタマー)」を展開しているRecustomerは2月21日、Recustomerを通じた返品・キャンセルの「返品データ分析機能」をアップデートしたと発表した。

新たに返送商品を受け取るまでの時間計測を可能にし、在庫の流動性改善につなげられるよう改良した。

Recustomer 返品・キャンセルの「返品データ分析機能」は、返品率をはじめとして、SKU(商品の最小管理単位)ごとの返品・交換理由、返金と交換の割合などを計測・可視化できるのが特徴。EC事業者は同機能を利用することで、分析結果を商品開発に活用したり、ECサイトの改善に役立てたりすることが可能。

Recustomerは一例として、返品理由に“不良品”が多ければ製造元にフィードバックし、“イメージと違った”という声が目立っていれば素材が分かりやすいアップの写真をECサイトに載せたり、モデルの身長を記載したりするなどの策を講じられると指摘している。

今回のアップデートの機能で得られた計測結果を、自動集荷機能や返送リマインド通知の機能も生かすことで、返送までの時間を短縮できるt見込む。

(藤原秀行)※いずれもRecustomer提供

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