三井不動産、両備システムズ、シグマクシスが店頭在庫のEC出荷業務効率化するスマホアプリを共同開発

三井不動産、両備システムズ、シグマクシスが店頭在庫のEC出荷業務効率化するスマホアプリを共同開発

全国の「三井ショッピングパーク ららぽーと」などに導入

三井不動産と両備システムズ(岡山市)、シグマクシスは2月22日、ECで受注した商品を店頭在庫から出荷する作業を支援するスマートフォン向けアプリ「Store Support(ストアサポート)」を共同開発したと発表した。

近年、EC・店舗間の顧客購買行動がシームレス化し、小売り各社がオムニチャネル対応を推し進める中、EC受注品を店頭在庫から出荷する取り組みが小売業界で広がっている。

しかし同時に、オートメーション設備などの導入で効率化が進む倉庫からの出荷と異なり、店頭からの出荷はピッキングリストの手入力作業や商品タグ(下げ札)の目視による検品作業など、人手頼みの非効率なオペレーションがまだ一般的なのが課題となっている。

また、店舗スタッフは必要最小限の人員配置の下、日常の接客業務などと並行して出荷作業も行うのは負荷が大きいという問題もある。

このような課題を解決するため、三井ショッピングパーク公式通販サイト「&mall(アンドモール)」の運営を通じて出店ショップの店頭在庫販売を支援してきた三井不動産と、ロジスティクス領域で様々な支援システム開発を手掛けてきた両備システムズ、生産性革命や新サービス開発のコンサルティングを担うシグマクシスの3社が連携。店頭在庫のEC出荷効率化、そして小売各社のオムニチャネル化促進に向け、本アプリの共同開発にこぎ着けた。

シグマクシスは「Store Support」の導入を含めた新たな業務・システムの構想作成と実装のサポートを、両備システムズはロジスティクス領域の知見を活用したアプリの開発・運用をそれぞれ担当した。

■本アプリの機能・特長について

特長① ピッキングリストの自動作成機能
従来は注文情報から紙に印刷もしくは手書きしていたピッキングリストをアプリ内で自動作成するとともに、スマホ上でも情報を確認できるようになる。受注品のピッキング作業を効率的に実施できると見込む。

特長② 商品タグ記載バーコードのリーダー機能
受注品の検品作業が、スマホのカメラで商品タグ(下げ札)に記載されたバーコードを読み取るだけでできるようになる。従来の目視による検品作業に比べ、よりミスの少ない効率的な検品を実現。JANコードやcode39など、物流用途で一般的に利用される7つのバーコード規格に対応しており、様々なショップ・ブランドで汎用的に使えるようになっている。

特長③ iOS・Androidの両方に対応
両OSに対応するスマホアプリとすることで、誰もが容易に利用できるよう配慮している。

【アプリ導入後の利用手順 イメージ】

※ピッキングリスト画面 イメージ

なお、本アプリは両備システムズが2022年9月から運営しており、23年2月現在、以下5カ所の「三井ショッピングパーク ららぽーと」で導入・利用が始まっている。

・ 三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY (千葉県船橋市)
・ 三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛 (東京都立川市)
・ 三井ショッピングパーク ららぽーと海老名 (神奈川県海老名市)
・ 三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷 (埼玉県三郷市)
・ 三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY (大阪府吹田市)

(藤原秀行)※いずれも3社提供

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