繰り返し使えるカバータイプで負荷軽減
ヤマトホールディングス傘下のヤマト包装技術研究所は3月8日、車いすバスケットボール向けの輸送専用資材を開発したと発表した。男子強化指定選手24人に提供した。
従来は布団袋や段ボールなどで1台ずつ梱包、開封していた。サイズや形状の影響で宅配便を利用できないこともあり、輸送の手間が非常に掛かっていた。
新たに開発したのは車いすにかぶせるクロロプレンゴム製カバーのため、運ぶ際の負荷を大幅に軽減できると見込んでいる。同社は何度も繰り返し使えるため、廃棄もなくなるとみている。
新たに開発した車いすバスケットボール向けの輸送専用資材
実際に体験する選手たち(ヤマト包装技術研究所提供)
(藤原秀行)