4月1日スタート、サービス品質向上図る
郵船ロジスティクスは3月22日、千葉県芝山町の物流拠点「成田第2ロジスティクスセンター」内で4月1日、同社としては国内初となる医薬品専用ターミナル「Narita Healthcare Terminal」の稼働を始めると発表した。新たに医薬品の取り扱いをスタートする。
これまで半年間にわたり温度マッピングを実施。冷凍庫(-20℃)と冷蔵庫(+5℃)にはドックシェルターと前室を設けて温度管理を徹底、医薬品の適正な流通に関する国際品質基準「GDP」 に準拠した医薬品専用のターミナルで貨物を最適に管理できるようにする。
郵船ロジは世界27カ国・地域の計48拠点でGDP認証・準拠体制を構築しており、さらにGDPネットワークの拡大に取り組んでいる。また、国際航空運送協会(IATA)が策定したCEIV Pharma認証の適用範囲拡大を目指し、高度なグローバル品質基準でテーラーメイドの物流サービス提供を促進している。
同社としては国内初の医薬品専用ターミナルを稼働させ、サービスレベルの向上を図る。
<施設概要>
名称 | 郵船ロジスティクス株式会社 Narita Healthcare Terminal |
所在地 | 千葉県山武郡芝山町香山新田 28-1 成田第 2 ロジスティクスセンター内 |
倉庫面積 | 医薬品専用ターミナルとして、約 1,000m2 |
温調庫 | 冷凍庫 -20℃、冷蔵庫 +5℃、中温庫 +20℃ |
貨物搬入開始日 | 2023 年 4 月 3 日 |
成田第2ロジスティクスセンター外観
庫内様子
作業様子
(藤原秀行)※いずれも郵船ロジスティクス提供