ZOZO、物流拠点置く茨城・つくば市と地域活性化へ包括連携協力の協定締結

ZOZO、物流拠点置く茨城・つくば市と地域活性化へ包括連携協力の協定締結

次世代支援、SDGs推進も

ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは3月22日、茨城県つくば市と「地域活性化・次世代支援及びSDGsの推進に係る包括連携協力に関する協定」を同日付で締結したと発表した。

両者が持つ資源やノウハウ、個性などを生かし、連携しながら地域社会の活性化と次世代支援を推進、持続可能な地域づくりへの貢献を目指す。


ZOZOの澤田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者、左)とつくば市・五十嵐立青市長(ZOZO提供)

■連携事項
1.経済の活性化に関すること
2.教育における次世代支援の推進に関すること
3.スポーツ・文化における次世代支援の推進に関すること
4.防災および災害時における支援に関すること
5.その他、持続可能なまちづくりの実現に関すること

ZOZOはつくば市で物流拠点「ZOZOBASE」を2カ所稼働中。今年8月には同社としては最大規模となる「ZOZOBASEつくば3」の稼働開始と、約500人のアルバイトスタッフ採用を予定しており、つくば市がZOZOの事業運営で重要な位置を占めている。

これまでにも地域交流・貢献活動の一環として、つくば市内の小・中学校での出前授業(2022年~)をはじめ、第42回つくばマラソン(2022年)の完走記念Tシャツのデザイン、つくば駅伝への協賛(2022年)など、つくばエリアにおける多様な取り組みを進めてきた。

今後、より一層連携を深め、両者が有する資源やノウハウ、個性などを活用した幅広い取り組みを展開することで、ZOZOがサステナビリティの4つの重点取り組みの1つに掲げる「持続可能な地域づくり」へのさらなる貢献を目指す。

ZOZOは本社を置く千葉市でも2019年、千葉市や千葉大学と包括的連携協定を締結済み。自治体や教育機関、地元企業・商店などと連携を図りながら、多様な地域貢献活動に注力している。

(藤原秀行)

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