郵船ロジ、環境負荷低い航空燃料SAFを利用した輸送サービス開始

郵船ロジ、環境負荷低い航空燃料SAFを利用した輸送サービス開始

CO2排出削減量証明書の作成にも対応

郵船ロジスティクスは4月5日、環境負荷が低い航空燃料「SAF」を利用した輸送サービス「Yusen Book-and-Claim」の提供を4月に開始したと発表した。

「Yusen Book-and-Claim」は顧客が郵船ロジとSAF利用契約を締結、郵船ロジが保有するSAF割当量を使用できる仕組み。CO2排出削減量証明書の作成のリクエストにも対応している。

国際航空輸送から出るCO2は全世界の排出量の2%を占め、国際航空運送協会(IATA)は2050年の脱炭素化を目標に掲げている。SAFを利用し、航空輸送の脱炭素への貢献を図る。

郵船ロジは環境目標として「2050年までに全サービスのネット・ゼロエミッション化」を設定。2022年から航空会社のSAF利用促進に向けたプログラムに参画し、航空会社との連携を強化してSAFを利用した輸送ネットワークの拡充を進めている。今回のサービスもその一環。

(藤原秀行)

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