まず国内3カ所、年間118t抑制見込む
サントリーロジスティクスは4月11日、自社拠点からの温室効果ガス排出量削減策の一環として、倉庫内の照明に人感センサー(アイキュージャパン製「Lumiqs エコセンサー」)を設置したと発表した。既に稼働している照明に後付けで設置することが可能なのが特徴。
サントリーロジが運営している「浦和美園配送センター」(埼玉)、「堺第一配送センター」(大阪)、「沖縄豊見城配送センター」(沖縄)の国内3拠点に設置を完了した。センサーの設置エリアは設置前と比較して消費電力を約6割抑制することができるため、年間で約118tのCO2排出抑制につながると見込んでいる。
同社は他拠点への設置も計画している。
(プレスリリースより引用)
サントリーグループは気候変動への対応として、2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス排出の実質ゼロを目指しており、達成に向け、30年までに温室効果ガス排出量を自社拠点で2019年実績比で50%、バリューチェーン全体で30%それぞれ減らす方針。
(藤原秀行)