戦略提携覚書を締結、物流などで連携
ACSLは5月12日、インドの現地パートナー企業Aeroarc(エアロアーク)とドローンやロボティクスの日本・インドでの展開に関する戦略提携覚書(MOU)を締結したと発表した。
インドでのドローン飛行の様子(ACSL提供)
今後2年間で総額3000万ドル(40.5億円)のドローン・ロボティクスに関するプロジェクト受注を目指す。
災害支援、インフラ点検、建設、物流などの分野でAeroarcと連携し、主にインドにおけるドローン・ロボティクスに関するプロジェクトの検討と具体化を進め、具体的な案件の受注につながった際はACSLからドローンや技術、コンポーネント部品などを提供する。
Aeroarcの概要
(1) 名称 |
Aeroarc Private Limited |
(2) 所在地 |
Plot No.5, LGF, LSC- C&7, Vasant Kunj, New Delhi – 110070 |
(3) 代表者の役職・氏名 |
Managing Director Mukesh Gupta |
(4) 事業の内容 |
インド国内で産業用ドローンに関わるサービスを提供 |
(5) 資本金 |
90万米ドル |
(6) 設立年月日 |
2019年6月25日 |
(7) 大株主と持ち株比率 |
Arc Ventures:51.0% Aerodyne:49.0% |
(8) 上場会社と当該会社の関係 |
資本関係:該当事項なし 人的関係:該当事項なし 取引関係:該当事項なし |
AeroarcはACSLのインドにおける合弁会社ACSL Indiaの共同出資パートナー。Aeroarc株主のAerodyneはアジアでナンバーワンのUAV(無人航空機)サービスカンパニーに選出されたドローンサービスプロバイダーとして、世界35カ国でサービス展開している。ACSLとは2020年11月に事業連携を開始した。
(藤原秀行)