エニキャリ、三井不動産など展開のリユース容器活用したランチ集約デリバリー実証実験に参加

エニキャリ、三井不動産など展開のリユース容器活用したランチ集約デリバリー実証実験に参加

オフィスワーカーらへの楽しい体験提供とプラごみ削減を推進する取り組みに賛同、配達・回収を担当

短距離・ラストワンマイルに特化した物流サービスを手掛けるエニキャリは7月11日、カーボンニュートラルと地域に愛される持続可能な社会を同時に実現するための取り組みの一環として、三井不動産、三井不動産商業マネジメント、NECソリューションイノベータの3社が7月7日に東京・日本橋室町エリアで開始した、リユース容器「+R Smart Lunch Box(プラスアールスマートランチボックス)」を活用した実証実験のデリバリーパートナーとして協力すると発表した。

エニキャリは「+R Smart Lunch Box」のデリバリーと回収を担当。使い捨て弁当容器をリユース容器に代替することで、使い捨てプラスチック容器の製造やプラごみ・容器ごみの廃棄に伴うCO2排出量の削減に貢献することを目指す取り組みの趣旨に賛同。実証実験への協力を決めた。

エニキャリは2021年1月、三井不動産、NECソリューションイノベータとの3社協同で日本橋エリアの飲食店のランチを集約・配送するサービス「COREDOシェアステデリバリー」をトライアルで実施した。今回、三井不動産などは「COREDOシェアステデリバリー」の仕組みを使い、リユース容器を活用した実証実験を開始した。

実験は24年3月29日までの予定。エニキャリは実証実験への協力を通じて知見を蓄積し、今後も小売業をはじめとする企業の物流DX推進とともに脱炭素化・効率化に向けた物流GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に取り組む。


「+R Smart Lunch Box」イメージ

オフィスワーカーは、COREDOシェアステデリバリーのLINE公式アカウントで注文・支払いを完結する。飲食店は、注文情報に基づいてリユース可能な容器「+R Smart Lunch Box」を使った弁当を、所定の場所まで持ち込む。

「+R Smart Lunch Box」は配送業者がピックアップして、オフィスごとに所定の場所へ集約配送する。LINEへのお届け通知を基に、注文したオフィスワーカーは所定の場所で「+R Smart Lunch Box」を受け取る。食べ終わった容器は指定の返却ボックスに返却、各飲食店で洗浄の上、再度活用されるとの流れになっている。


COREDOシェアステデリバリー 「+R Smart Lunch Box」概要図

◆「+R Smart Lunch Box」実証実験の概要

実証実験期間

2023年7月7日(金)~2024年3月29日(金)

※期間は予定であり、実施期間中に変更する可能性がある

サービス提供エリア

東京都日本橋室町エリア

受け取りスポット・

返却スポット

日本橋室町エリアの三井不動産グループが運営・管理するビル(日本橋室町三井タワー等)内のランチ配送場所

参加オフィス

日本橋室町エリアの三井不動産グループが運営・管理するビル(日本橋室町三井タワー等)に入居するオフィス

ランチ提供飲食店(計3店舗)

COREDO室町など

タニタカフェ、欧風カレー ガヴィアル、AGORA café

各社の役割

・三井不動産:参加飲食店・参加オフィスの募集や「場」の提供

・三井不動産商業マネジメント:プロモーション支援

・NECソリューションイノベータ:注文・支払、コンテンツ配信のシステム提供

URL

https://mitsui-shopping-park.com/urban/special/22-064/index.html

(藤原秀行)※いずれもエニキャリ提供

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