24年秋竣工見込む
三菱商事都市開発は8月31日、兵庫県加東市で新たに物流施設「MCUDひょうご東条(仮称)」を開発すると発表した。三菱商事グループのサステック(大阪市)から開発用地を取得した。
開発は2023年冬の着工、24年秋の竣工をそれぞれ予定している。施設の詳細は今後、公表する。
計画地は中国自動車道のひょうご東条ICから約500m。大阪や京都など近畿圏広域への交通利便性に優位性があり、県道・国道を利用した播磨地域や神戸周辺都市への地域配送にも適した立地。
独立行政法人都市再生機構(UR機構、当時は都市基盤整備公団)が開発した工業団地「ひょうご東条インターパーク」内に位置しており、24時間稼働や多頻度配送などのニーズにも対応可能。
三菱商事都市開発は自社ブランド「MCUD LOGISTICS」シリーズとして、これまで関東圏を中心に物流施設開発を展開してきた。
併せて、新施設は神戸市須磨区(MCUD神戸西/2021年12月竣工)、神戸市西区(MCUD神戸西II/23年3月竣工)、大阪府吹田市(MCUD南吹田・仮称/23年秋竣工予定)、大阪市平野区(MCUD大阪平野・仮称/23年冬着工予定)に続き、関西圏で5件目となる。関西圏で開発する物流施設の総延床面積は約6万坪に到達する見込み。
■兵庫県加東市 物流施設開発用地概要
所在地 :兵庫県加東市南山六丁目6番8
交通 :中国自動車道「ひょうご東条」ICから約0.5km
敷地面積:17,820.24㎡(5,390.62坪)
用途地域:工業地域
建蔽率 :60%(角地緩和70%)
容積率 :200%
周辺地図(三菱商事都市開発提供)
(藤原秀行)