東急不動産、新たに千葉市と柏市、神奈川・寒川町の3カ所で物流施設竣工

東急不動産、新たに千葉市と柏市、神奈川・寒川町の3カ所で物流施設竣工

首都圏広域カバー可能

東急不動産は9月5日、自社開発の「LOGI’Q(ロジック)」ブランドの物流施設が新たに千葉県の千葉市美浜区と柏市、神奈川県寒川町の計3カ所で竣工したと発表した。

習志野市の「LOGI’Q 湾岸習志野」は、首都高速湾岸線の湾岸習志野ICから約300m、京葉道路の幕張ICから約3.3kmに位置。首都圏の広域範囲をカバーできると見込む。今年3月にJR京葉線の幕張豊砂駅が新設されたことでさらに人口集積が進むとみられている。

アクセスは幕張豊砂駅に加え、幕張本郷駅も使用することが可能。両駅が使える立地のため、庫内労働力の確保に強みを持つと期待している。 

柏市の「LOGI’Q柏」は柏ICに至近で、首都圏の大動脈・国道16号線と常磐自動車道の交差エリアに立地している。関東・東北方面への広域配送に加え、東京都心への即日配送も可能と想定している。

施設内は2層使いが可能なスロープ型で、保管型と通過型の両方のニーズに対応できるようにしており、1階バースと2階バースへの動線を分離し安全性を確保。地場物流事業者の新柏倉庫による1棟借りが決定している。 

海老名市の「LOGI’Q海老名南」は、西日本方面の輸送起点かつ首都圏の玄関口に位置し、圏央道・東名高速道路にアクセスしやすいロケーションが特徴。主要ICは新東名高速道路の厚木南ICと圏央道の寒川北ICで、出庫時に利用する寒川北ICは約1.0kmの場所に位置。横浜湘南道路の開通でさらに人口集積が見込めるエリア。物流会社による1棟利用で既に稼働を開始している。 

(藤原秀行)※いずれも東急不動産提供

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