物流センター向けオペレーション改善、事業拡大推進へ
次世代の自動搬送システム開発を手掛けるLexxPluss(レックスプラス)は10月2日、大和ハウス工業グループのフレームワークスで会長を務める秋葉淳一氏が今年8月、顧問に就任したと発表した。
通過型物流センターと卸売向け物流センターの自動搬送システムを活用したオペレーション改善に向け、秋葉氏の知見を活かしながら事業拡大を推進していきたい考え。
秋葉氏(LexxPluss提供)
秋葉氏はフレームワークスでSCM最適化、倉庫管理システム(WMS)の導入など、物流産業のDXを牽引してきたことで知られる。ロボット革命・産業 IoT イニシアティブ協議会(RRI)の物流倉庫TC長を務めるなど、物流業界全体の自動化推進に注力している。
秋葉氏は「私や物流業界の仲間たちは、LexxPlussのビジョンと私たちの経験から生まれる化学反応によって、『搬送』を含むヒト作業の姿に変革をもたらすことができると信じています。そして、LexxPlussのミッションに共感する仲間がさらに増えることを期待しています。」とのコメントを出した。
秋葉氏は1987年4月、大手鉄鋼メーカー系のゼネコンに入社。制御用コンピューター開発と生産管理システムの構築に携わった後、多くの企業のSCMシステム構築とビジネスプロセス・リエンジニアリング(BPR)のコンサルティングに従事。2005年8月、フレームワークスに移り、10年から23年まで社長を務めた。
(藤原秀行)