倉庫3500坪、2024年問題解決へ効率的な輸送体制整備
西濃運輸は10月3日、岐阜県羽島市で新たな拠点「岐阜羽島ロジスティクスセンター」を10月2日に開設したと発表した。
新センターは名神高速道路の岐阜羽島ICから約4km。名古屋都市圏や北陸地方をはじめ、関東・関西など広域をカバーできる立地とみている。幹線輸送に加え、近隣の岐阜支店と大垣支店から、多くの商品を全国に向けて発送することも可能と見込む。同社は宮城県から山口県、四国全域への翌日配達を実現すると説明している。
倉庫面積は約3500坪で、貨物用エレベーターや垂直搬送機、ドックレベラー、パワーゲート対応のトラックバースなど、多くの汎用的な機能を配備。安全面にも万全を期し、電気設備の浸水対策などBCP対策にも注力している。
岐阜羽島ロジスティクスセンター外観(プレスリリースより引用)
「2024年問題」の解決に向けて効率的な輸送体制の整備、倉庫機能を提供することでワンストップによる業務を実現、顧客の物流課題解決を後押しする構え。
(藤原秀行)