環境負荷低減図る
エレコムは10月20日、コクヨ傘下でオフィス用品通販のカウネットや物流企業のコクヨサプライロジスティクスと連携し、カウネットに出品している商品の梱包・納品の方法を9月22日に旧来の段ボールから折りたたみコンテナへ変更したと発表した。
物流倉庫で折りたたみコンテナを実際に使用している様子(エレコム)
段ボールはプラスチックと比較すると耐久性が低く、日々廃棄物が発生するのが弱点。折りたたみコンテナに切り替え、環境負荷低減につなげる。
製品を納品する際、段ボールの中に同一の製品だけが入っている場合と多種多様な製品を同梱している場合があり、今回の取り組みでは複数の製品を同梱して、コクヨサプライロジスティクスの物流拠点「首都圏IDC」(東京都江東区新砂)へ納品する際の梱包を折りたたみコンテナへ切り替えることにした。
製品納品時に使用した折りたたみコンテナはエレコムが回収し、次回以降の納品で再度使用する「リターナブル運用」を採用。1年当たり約2000個分の段ボール資材を削減できると見込む。
(藤原秀行)