南日本運輸倉庫、シンガポールの老舗フルーツ卸売Satoyuと資本提携

南日本運輸倉庫、シンガポールの老舗フルーツ卸売Satoyuと資本提携

アジア市場へ積極進出図る

南日本運輸倉庫は11月1日、シンガポールでフルーツ卸売業を展開するSatoyu Trading(サトユ・トレーディング)の株式を取得、資本提携したと発表した。具体的な取得額や出資比率は開示していない。

Satoyuはシンガポールで初めてマレーシア産バナナを輸入し、現在では多くの高級フルーツなどを取り扱い、シンガポール国内の小売店やウェットマーケット、スーパー、EC市場などへ新鮮な果物やフルーツ加工品を供給している。


提携時の様子と取扱商品一例(南日本運輸倉庫提供)

南日本運輸倉庫グループは、同社に対し日本国内事業で培った配送業務や庫内作業効率化などのノウハウを基に連携、海外の商流ビジネスへ進出し、シンガポールをハブとして拡大する近隣諸国への販路拡大・開拓などを積極的に図っていきたい考え。

(藤原秀行)

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