需要対応へ3件目の建設計画、24年9月竣工予定
澁澤倉庫は11月7日、栃木県芳賀郡芳賀町の栃木県芳賀工業団地内の「栃木営業所」敷地内で、危険品倉庫2棟を新たに建設すると発表した。竣工は2024年9月の予定。
同社は長期ビジョン「Shibusawa 2030 ビジョン」で物流事業の競争力強化とサービス領域の拡大を掲げており、その一環として近年増加している危険品の保管需要に対応する。
神戸港新港地区の2棟(総延床面積1475㎡)、大阪府茨木市の1棟(795㎡)に続く3件目の危険品倉庫建設計画となる。
栃木で新設する倉庫2棟のうち1棟は、危険品倉庫では希少となる定温倉庫とし、温度管理が必要な危険物商品の取り扱いを可能にする。倉庫内には全自動ラックを導入し、保管効率の向上とともに作業の効率化・省人化を実現。労働力不足の中でも稼働を持続できる環境を目指す。
完成イメージ(澁澤倉庫提供)
【施設概要】
所在地:栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台5-1
敷地面積:6,651.00㎡ (2,011,93坪)
:延床面積:A棟 997.50㎡ (301.74坪)/B棟 997.50㎡(301.74坪)
構造:鉄骨造/耐火建築物
着工:2024年2月/竣工:2024年9月(予定)
(藤原秀行)