ゼロ、「2024年問題」考慮し栃木で車両輸送など手掛けるソウイングを買収

ゼロ、「2024年問題」考慮し栃木で車両輸送など手掛けるソウイングを買収

積み荷を融通、業務効率向上図る

ゼロは11月10日、栃木を地盤に車両輸送などを手掛けるソウイング(栃木県小山市)を11月1日付で買収したと発表した。

株式を100%取得、完全子会社化した。株式取得額は開示していない。

トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」を受け、ソウイングと連携して積み荷を融通させ、輸送効率の向上を図る。

ソウイングが手掛けているオートオークション構内運営事業のノウハウと、ゼロがグループで保有しているインフラとリソースを組み合わせ、同事業の拡大も目指す。

EV(電気自動車)の普及をにらみ、新たなニーズを掘り起こすことも視野に入れている。

ソウイングは1988年設立。2023年8月期の売上高は約25億円だった。

(藤原秀行)

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