余剰地を賃借、全体完成は32年度予定
シーアールイー(CRE)は12月14日、広島市が実施する「広島市中央卸売市場新中央市場整備事業」で、余剰地活用事業者として参画すると発表した。
「安全・安心な生鮮食料品などの安定的な供給を担う、中四国地方の拠点市場」とのコンセプトを踏まえ、新たな市場施設を整備するのに合わせ、施設のコンパクト化に伴って生まれる余剰地約3万㎡をCREが市から賃借する。
今後、市場施設整備事業者の共同企業体(JV)が市場施設を建て替える。JVは五洋建設と東畑建築事務所で構成。併せて、CREは余剰地で市場機能の活性化・効率化にも資する大型物流施設を建設する予定で、建物規模は延べ面積約7万㎡超を想定している。
市によれば、事業で構想している全棟の整備が完了するのは2032年度の予定。
新中央市場の完成イメージ(広島市ホームページより引用)
(藤原秀行)