中央日本土地建物、愛知・一宮で7.1万㎡のマルチ型物流施設が竣工

中央日本土地建物、愛知・一宮で7.1万㎡のマルチ型物流施設が竣工

自社開発2棟目

中央日本土地建物グループは12月15日、子会社の中央日本土地建物が愛知県一宮市で建設を進めてきたマルチテナント型物流施設「一宮物流センターⅡ」が同日、竣工したと発表した。

2021年3月に開通した東海北陸自動車道の一宮稲沢北ICから500メートル、一宮西IC(隣接する一宮JCTから名神高速道路にアクセス可能)から約3.7キロメートルに位置。

地上4階建て、延べ床面積は7万1000平方メートル超のスロープ型施設。最大8区画まで分割可能な設計を採用している。


施設外観(中央日本土地建物グループ提供)

中央日本土地建物は2022年5月、物流施設開発事業に参入し、神奈川県の第1号物件「LOGIWITH厚木」(23年竣工)のほか、東京都八王子市で新築物件の建設を進めている。

併せて、千葉県習志野市、神奈川県綾瀬市、大阪府寝屋川市で物流施設用地を取得済み。今後さらに物流施設の開発を加速していく予定。

同社グループは新規開発物件を、安定的・多様な収益機会の獲得につながる資産回転型開発事業の一環と位置付け、運用する私募リート「中央日土地プライベートリート投資法人」などへの売却も視野に入れ、各プロジェクトを企画・推進している。「一宮物流センターⅡ」は外部企業への売却を予定している。

CASBEE建築認証Aランクを取得しており、BELS 認証5スター(ZEB Ready 認証)も取得する予定。

「一宮物流センターⅡ」概要
敷地概要
所在:愛知県一宮市大和町北高井字石田7他(地番)
敷地面積:32,195.52㎡(約9,739 坪)
交通:東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」より0.5km、「一宮西IC」より3.7km

建物概要
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
規模:地上4階建
延床面積:71,089.43㎡(約21,504.55坪)
駐車場:乗用車130台、トラックバース80台、大型車待機用16台
事業主:中央日本土地建物株式会社
設計・監理・施工:清水建設株式会社
コンサルティング:株式会社フクダ・アンド・パートナーズ
着工:2022年7月
竣工:2023年12月

(藤原秀行)

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