ドローンの統合ソリューションを共同開発へ
ドローン(小型無人機)の運航管理システム開発などを手掛けているブルーイノベーションは4月26日、システム開発のTISと資本業務提携したと発表した。
ブルーイノベーションがTISを引き受け先とする第三者割当増資を実施。両社のシステムを連携させ、複数のドローンやロボットを効率的に運用できるソリューションを共同開発。顧客に提案していく。
統合ソリューションのイメージ(ブルーイノベーションのプレスリリースより引用)
ブルーイノベーションは、ドローンやロボットを一元的に管理するシステム「BEP(Blue Earth Platform)」を開発し、物流や警備、屋内点検などの分野でドローンが利用できるよう取り組んでいる。TISは複数のロボットの位置や稼働状態などを可視化し、業務指示などを迅速に行えるようにするプラットフォーム「RoboticBase」を持つ。
双方のシステムをうまく融合させ、多様なプレーヤーがドローンやロボットを使いこなせるよう支援、普及をさらに後押しする。
具体的な出資額や出資比率など資本提携の詳細は開示していないが、関係者によれば出資は数億円規模という。
両社システム融合のイメージ(ブルーイノベーションのプレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)