九州16カ所目、電動式移動ラックなど採用
横浜冷凍(ヨコレイ)は4月3日、福岡市東区箱崎ふ頭で新たな物流拠点「箱崎 FACILITY 物流センター」が竣工したと発表した。
老朽化した箱崎工場から物流拠点に建て替えた。地上5階建て、延床面積は1万160㎡。収容能力はF級1万1947t。同センター完成でヨコレイが九州地区に構える冷蔵倉庫は16カ所(ソーティングスポット含む)、庫腹量は24万9849tに達した。
主要設備として、入出庫作業を効率的に行える電動式移動ラック(2770パレット)や、外気にさらされずに貨物の入出庫が可能となるエアシェルターを装備。省エネ・環境に配慮した設備として、高天井人感センサー照明設備や太陽光発電設備などを導入し、BCP対策にも注力している。
(ヨコレイ提供)
近隣の福岡ISLAND CITY物流センターと福岡物流センターの中間点に位置しており、両センターと情報を共有し、冷凍食品をはじめ多種多様な貨物へより的確に対応できるようになると想定している。
施設概要
名称 | 箱崎 FACILITY 物流センター |
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住所 | 福岡県福岡市東区箱崎ふ頭5丁目9番16 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 5階建て |
敷地面積 | 5,040㎡(1,524坪) |
延床面積 | 10,160㎡(3,073坪) |
建築面積 | 2,558㎡(773坪) |
収容能力 | 11,947t(F級) |
主な設備 |
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(藤原秀行)