2~6月実績、「2024年問題」対応で
ファミリーマートは7月26日、「2024年問題」対抗の一環として、店舗への商品配送ドライバー確保に向けた応募・採用強化のため、公式ウェブサイトの募集ページ改修に加え、今年4月に、店舗に設置しているデジタルサイネージ(電子看板)「FamilyMartVision」(ファミリーマートビジョン)やファミマのアプリ「ファミペイ」を使った募集活動を始めたと発表した。
FamilyMartVisionは全国のファミマの6割超に相当する約1万店舗(今年5月末時点)に設置済み。1週間で約6400万人に接触可能なメディアとして商品やキャンペーン情報、広告に加え、ニュースやクイズ、ミュージックビデオなどさまざまなコンテンツを配信している。今後も設置可能な店舗に順次導入する方針。
ファミペイは累計2000万ダウンロード(今年4月末時点)を突破し、スマホ決済機能や各種ポイントカードとの連携、クーポンやお買い得企画などさまざまな機能を備えている。
配送ドライバー募集に際し、募集サイトのリニューアルに加え、新たにFamilyMartVisionやファミペイなどを通じて募集を行ったところ、前年同期間の平均実績と比較し、今年2~6月は応募で約5倍、採用は約4倍に伸びたという。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用