日本ベネックス、滋賀・湖南の物流施設で3.3MWの屋根借り太陽光発電設備が本格稼働

日本ベネックス、滋賀・湖南の物流施設で3.3MWの屋根借り太陽光発電設備が本格稼働

香港のユニファイド開発

日本ベネックスは10月2日、滋賀県湖南市で香港を拠点に物流施設など産業用不動産の開発手掛けるユニファイド・インダストリアル・グループ(UI)が開発した物流施設「UI湖南ロジスティクスセンター第1期」の屋根を賃借し、太陽光発電所「ベネックス湖南市2ソーラーポート」の稼働を本格的に始めたと発表した。


(日本ベネックス提供)

施設内に太陽光発電設備を導入、供給する「オンサイトPPA」形式のものと、政府が市場価格を参照して再生可能エネルギー発電事業者に補助金を出す「FIP制度」を利用して生み出した電力全量を売電するものの計2つの設備を運営。太陽電池容量はオンサイトPPA約2.0MW、全量FIP約1.3MWで合計約3.3MWに達する。

【ベネックス湖南市2ソーラーポート 概要】

発電所名

ベネックス湖南市2ソーラーポート

事業主

株式会社日本ベネックス

所在地

滋賀県湖南市

太陽電池容量

合計 3,382.5kW

(オンサイトPPA:2,025.3kW、全量FIP:1,357.2kW)

パネルメーカー

チントソーラー

PCSメーカー

SUNGROW

同発電所の稼働により、日本ベネックスの保有する自社発電所は43件(合計出力約56.6MW)に達した。このうち、物流施設の屋根借り太陽光発電所は26件(合計出力約47.6MW)に上る。

(藤原秀行)

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