小田急不動産、愛知・蟹江町で1.6万㎡の物流施設竣工

自社開発案件で完成6棟目

小田急不動産は10月21日、愛知県蟹江町で新たな物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」が9月11日に竣工したと発表した。

同社の開発案件としては6棟目の完成となった。愛知県内では3カ所目。

外観写真

倉庫内写真

名古屋市に隣接するエリアで、最寄りの名古屋第二環状自動車道の千音寺南ICから約2.8km、東名阪自動車道の蟹江ICから約3km。名古屋市内に加えて関西方面へのアクセスにも強みを持つ立地。

最大2テナントで分割して利用できるよう、エリアを東西に振り分け、荷物用エレベーター・垂直搬送機もエリアごとに設置。効率的に荷さばきできる設備や導線を採用している。BCP対策として、2階に設備バルコニーを設けて主要設備を取り入れ、水害や津波の影響を回避できるようにしている。

環境配慮として屋根・外壁は高断熱性能の建材を採用するなど、建物外皮の熱負荷抑制を促進。設備機器で高効率な機器を採用することで、第三者認証制度「BELS」で物流施設としては同社初の「ZEB READY」の評価を取得している。

物件概要

荷物用EV・垂直搬送機

事務所内

エントランス

バース部

（藤原秀行）※いずれも小田急不動産提供