ソーラーパネルの積雪状況など遠隔で確認可能
ウェザーニューズとソラコムは2月27日、ウェザーニューズが企業や自治体向けに天候の変化をリアルタイムで監視可能なクラウドカメラサービスの提供を同日始めたと発表した。ソラコムのクラウド型カメラ「ソラカメ」を同サービスに採用している。
クラウドカメラサービスは法人向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」と、大雨・強風を1分ごとに観測する高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」のオプションとして運営。
工場や倉庫など拠点ごとにピンポイントな天気予報や河川水位、台風や大雪リスク、地震・津波情報、現地の気象観測データを把握、一元的に管理できる。
クラウドカメラは小型で設置も簡単なため、工場やイベント会場での落雷、施設や店舗周辺のゲリラ雷雨、農作物や車両への降雹、路面の凍結やソーラーパネルへの積雪状況を把握するなど、幅広いシーンで使えると見込む。
ソラカメは既にウェザーニューズのお天気アプリ「ウェザーニュース」が活用しており、全国各地で2000台以上のユーザーが設置したライブカメラを通じて、リアルタイムの気象データ提供を後押ししている。新たに法人向けサービスでも採用が決まった。
「ウェザーニュース for business」と組み合わせて気象リスクが高まった際にアラート通知を受信することも可能。
(藤原秀行)※いずれもウェザーニューズとソラコム提供