既存顧客からフォワーディング業務獲得目指す
SBSホールディングス(HD)は3月14日、インドネシア・ジャカルタに本拠を置く物流企業のTANGGUH JAYA PRATAMA(タングー・ジャヤ・プラタマ、TJP) を買収したと発表した。
2月28日付で株式の77%を取得した。具体的な取得額は開示していない。
TJPはインドネシア国内で物流サービスを提供しているTANGGUHグループを構成する4社のうちの1つ。主にミドル/ラストマイルのトラック運送事業を手掛け、インドネシア国内企業のほか日系企業を含む多くの外国企業を顧客に抱えている。
SBSHDは現行の中計経営計画「SBS Next Stage 2025」で「国際物流の強化」を重点課題に掲げており、今回の買収もその一環。
TJPを傘下に収め、グループ内の既存のリソースやネットワークの優位性を活かしながら、TANGGUHグループの既存顧客からのフォワーディング業務獲得を目指す。
(藤原秀行)