国内航空キャリア初、フォワーダーの利便性向上図る
全日本空輸(ANA)は4月22日、オーストラリアのスタートアップWiseTech Global(ワイズテック・グローバル)が展開している航空貨物スペースの予約プラットフォーム「CargoWise」を通じた貨物スペースの予約受付を開始したと発表した。
CargoWiseを利用しているフォワーダーが、CargoWise上で24時間、ANAのスペース予約も可能になり、利便性向上を期待できるとみている。ANAはグローバル市場における販売ネットワークの強化を図る。
ANAは、CargoWiseとの接続および予約受付開始は本邦航空キャリアとして初めてと説明している。
CargoWiseを通じ、フォワーダーはANA便の貨物スペースの検索、予約、予約の確認、運賃比較などを好きなタイミングで迅速に行える。
CargoWise利用開始時点の主要顧客はDHLグローバルフォワーディングという。今後、対象フォワーダーをさらに増やしていきたい考えだ。
(藤原秀行)