EVolityと芙蓉リースグループ、成田空港でJALのエンジン整備センター向けにEV導入・運用支援開始

EVolityと芙蓉リースグループ、成田空港でJALのエンジン整備センター向けにEV導入・運用支援開始

フォロフライ製車両を採用、業務の脱炭素化図る

丸紅とパナソニックホールディングス(HD)の合弁会社で商用EV(電気自動車)の管理を包括的に担うEVolity(イーヴォリティ)と芙蓉総合リース傘下の芙蓉オートリースは4月25日、日本航空(JAL)に対し、成田国際空港のエンジン整備センター(成田国際空港 整備地区)を対象とするEVと充電インフラの導入、EVフリートマネジメントシステムを含むワンストップソリューションの提供を開始すると発表した。

JALグループの航空機整備を担う成田国際空港の整備地区にあるエンジン整備センターでEV導入を推進、業務の脱炭素化を図る。

 
 

芙蓉オートリースは、芙蓉リースが資本・業務提携を締結しているフォロフライの商用EV「フォロフライ F1VS 4シーター1t商用EVバン」と普通充電器(日東工業製 PIT-2G)をリースで提供する。

EVolityは自社開発のフリートマネジメントシステムで運用管理を支援するパートナーとして参画する。車両の電池残量や走行距離などを常時モニタリングし、CO2排出削減量や燃料費削減量を数値化することでEV導入効果を可視化。さらに、遠隔での車両管理や充電マネジメントによって成田空港におけるEVの運用効率を高めることを想定している。


導入するEV車両


導入する充電設備


フリートマネジメントシステム(車両一覧の画面)


フリートマネジメントシステム(月次分析の画面)

 
 

(藤原秀行)※いずれもEVolity提供

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