JDSCとダイフク、物流・生産現場のDX促進へ戦略的パートナーシップ締結

JDSCとダイフク、物流・生産現場のDX促進へ戦略的パートナーシップ締結

先端技術活用などで連携、「社員の10%をデータサイエンティスト」目標達成へ協力も

AIを活用した企業向けソリューション開発などを手掛けるJDSCとダイフクの両社は5月13日、物流・生産現場のDX促進へ戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

両社は2023年、人材育成などの面で連携を開始した。ダイフクは2030年の目指すべき姿を定めた長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」で、食や環境などの新たな領域でも社会課題解決に貢献することを表明。その実現にはAIなどの先端技術活用やDXの推進が不可欠とみて、AI開発やデータ活用によるDX支援に強みを持つJDSCとタッグを組むことにした。

 
 

具体的には、10~20年の社会を見据え、研究開発に注力する先端技術の選定などを盛り込んだ戦略の立案・推進を図るほか、新たな発想に基づくマテハンシステムの開発などを進める。

併せて、ダイフクは30年までに社員の10%をデータサイエンティストとして育成する目標を掲げており、JDSCの協力を得て達成していきたい考えだ。


提携で合意したダイフクの下代博社長(左)とJDSCの加藤エルテス聡志代表取締役(両社提供)

(藤原秀行)

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