NXベトナム、北部ハイフォンで物流センター二期目を開設

倉庫面積8550㎡、医療・電子機器対応の高機能物流拠点に

NIPPON EXPRESSホールディングスは6月9日、ベトナムの現地法人NXベトナムが同国北部のハイフォンで新たな物流拠点「ディンブー・ロジスティクスセンター（第二期）」を開設したと発表した。

（プレスリリースより引用）

ハイフォンは国際深水港のハイフォン港を抱え、世界各地への物流アクセスを可能にする国際的な拠点として知られ、ベトナム北部の玄関口としての役割を果たしている。周辺には多くの工業団地が集積し、日系企業をはじめとする外資系製造業や地元企業が進出している立地を踏まえ、物流需要の受け皿となる施設を構えることにした。

ディンブー・ロジスティクスセンターは2015年に第一期センターがオープン済み。第二期センターは平屋建て、倉庫面積は8550㎡。温湿度管理のために定温保管室と大型空調設備を導入し、湿度を常に70％以下に保つことで、医療機器や電子機器などの高付加価値商品の保管にも対応できるようにしている。

作業効率の向上を目指し、荷さばきエリアとドックヤードには無柱の大屋根を採用。雨天時でも作業を継続できるようにしている。

ディンブー・ロジスティクスセンター概要

＜第一期：2015年2月稼働＞

＜第二期：2025年5月稼働＞

（藤原秀行）