入場口や受付場所など確認可能、ストレス軽減図る
Hacobuは6月12日、トラックドライバーの負担を軽減するため、ドライバー業務支援アプリ「MOVO Driver」で物流拠点の「公式軒先情報」の公開を始めると発表した。
ドライバーが現場で迷わずに安心して入退場や荷積み・荷降ろしができるよう、物流拠点の情報を可視化。具体的には、アプリの物流マップ上で物流拠点の入場口・受付場所・受付時間、構内での待機の可否を確認できるようにしている。
ドライバーが現場に到着した後の戸惑いやストレスを軽減し、時間ロスの削減や安全性向上も後押しする。今後も荷主企業や運送事業者と連携し、随時情報を拡充していく予定。
同日現在でアスクル、いなげや、シモハナ物流、大和物流、日水物流、ヤマエ久野の6社が賛同、情報の公開に協力している。
Hacobuの調査によれば、ドライバーに「仕事で負担に感じること」を聞いたところ、「荷待ち時間の長さ(49.9%)」が最多となり、「荷主に改善してほしいこと」は「待機場所の確保(63.0%)」がトップだったという。
引用:https://hacobu.jp/news/14378/
「いつから入場可能なのか、構内で待機可能かわからない」「知人に確認した情報や、口コミ情報を当てにすると間違っていることもあり困っている」といった声も多く寄せられていたため、情報公開に踏み切った。
(藤原秀行)※いずれもHacobu提供